1990年に米国で放映され、現在でも、世界中に根強いファンが多数存在しており、テレビ・シリーズも繰り返し再放送されている『ツイン・ピークス』。
この作品の中でドゥカヴニーは、女装好きのFBI捜査官として出演しています。
おすすめ情報
作品概要
FBI特別捜査官デイル・クーパーの活動を主軸として、架空の田舎町ツインピークスの日々を描く。パズルのような人間関係が織り成す物語は連続殺人事件捜査のミステリーを導入部として、性やドラッグ、虐待といった日常生活と隣り合わせの暗部から、社会問題、環境破壊、宗教、超常現象、宇宙など幅広い題材とともに進展する米連続テレビドラマ(1990年)及び映画。1950年代風の音楽と北欧を髣髴とさせる茫漠とした映像、そして古今東西の名作の引用を背景(この作品はかなり細部までほぼ必ずどこかの作品に接続している〈シリーズ前半の赤い部屋の夢から覚めたデイルの寝癖の形にすら意味が有り〉)にして描かれる。
テレビ・シリーズは、実質的な第1話となるパイロット版に、第1シーズン全7話、第2シーズン全22話の計30話で構成されている。各エピソードにサブタイトルはなく、パイロット版の後に続くエピソードからEPISODE1、EPISODE2……と通し番号が割り振られているのみで、日本語版もこれに習い、序章と題されたパイロット版は例外として、第1章、第2章……というように各エピソードを勘定している。全30話のエピソードは一話完結ではなく連続しており、基本的に1エピソードが劇中時間の1日分に相当している。
ABCテレビにて、1990年4月8日から5月23日にかけてパイロット版を含めた第1シーズンが、1990年9月30日から1991年6月10日にかけて第2シーズンが放送されたテレビ・シリーズは、パイロット版が21.7%の視聴率、33%のチャンネル占拠率を上げた事からも分かる通り、大ブームを巻き起こし、世界各国へ飛び火した。日本でも、WOWOWにて1991年4月の開局と同時に放送が開始され、ロケ地であるワシントン州スノクァルミー周辺を巡るツアーが企画されるほどの大反響を呼んだ。
テレビ・シリーズ終了後の1992年には、『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』(原題:Twin Peaks:Fire Walk With Me)のタイトルで、テレビ・シリーズの前日談が映画化され、同年5月の第45回カンヌ国際映画祭に出品後、一般公開となった。日本での公開時には、主演であるカイル・マクラクランが来日し、プロモーションを行った。
あらすじ
カナダ国境から南に8キロ、州境から西に20キロの所に位置するワシントン州の田舎町、ツイン・ピークス。
山林に囲まれ、外界から隔絶された感もあるこの片田舎にて、“学園の女王”として町の誰からも愛されていた17歳の少女、ローラ・パーマーが、何者かによって殺害されるというむごたらしい事件が発生した。普段は事件らしい事件など起こらないツイン・ピークスで、突如として発生したこの殺人事件は、穏やかな暮らしに慣れた住民へ衝撃を与えるのに十分であったが、さらに、ローラ・パーマーと同じ高校へ通う少女、ロネット・ポラスキーが暴行を受けた状態で彷徨っているところを保護され、事態は深刻化の一途をたどる。
捜査のため、FBIからツイン・ピークスへと派遣されたデイル・クーパー特別捜査官は、1年前に発生したまま、未解決となっているある少女の殺害事件と、今回のローラ・パーマーの殺害、およびロネット・ポラスキーの暴行に犯行手口の共通点を発見し、これら三つの事件を同一犯による犯行と断定、ツイン・ピークスにとどまり、捜査を開始する。
やがて、クーパー捜査官によるローラ・パーマー殺害事件の捜査が進展していくにつれ、別世界の楽園とも思えるようなツイン・ピークスでのどかに暮らす人々が、実はその裏で様々な闇を抱え込んでいる事が明らかとなっていく……。