ドゥカヴニーと言えば言わずと知れた『Xファイル』のモルダー捜査官!
『Xファイル』(エックスファイル、The X-Files)は、1993年から2002年にかけてアメリカで製作されたSFテレビドラマ(海外ドラマ)です。
おすすめ情報
作品概要
超常現象をテーマにしたストーリー展開や映画並みのロケが話題となり世界中でヒットした。製作総指揮はクリス・カーター。全9シーズン201話と劇場版2作が製作された。
ストーリーは、UFO、UMA、オカルトなど科学では説明の付かない超常現象のまつわる事件に、2人のアメリカ連邦捜査局(FBI)捜査官が取り組むというものである。超常現象に対し肯定的な男性捜査官モルダーと、懐疑的な女性捜査官スカリーの対照的なコンビが、対立しながらも信頼し合っていく描写も魅力である。モルダー捜査官は、幼い頃に妹を宇宙人に誘拐されており、「妹探し」がシリーズ全体を通してのテーマとなっているが、基本的には、毎回ひとつの事件に取り組むという一話完結の物語である。事件が万事解決するとは限らず、謎を残したまま終わることも多い。各回の内容は「完全な一話完結型」と定期的に登場する「ミソロジー(神話)」に大きく分類される。ミソロジーとは、異星人の存在と政府の陰謀に主人公陣営が家族を巻き込みつつ真っ向から立ち向かうという連続ドラマであり、それがシリーズの根幹を成して全体の流れを作っている。
シーズン初期は殺人事件のからむ深刻で重苦しい雰囲気のエピソードがほとんどであったが、シーズンが進むにつれ、パロディ・コメディ・ファンタジー的なエピソードも披露されるようになる。シーズン終盤は、モルダーがUFOに誘拐され、代わりにドゲット捜査官が登場。かつてのモルダーの立場(超常現象肯定派)をスカリーが、スカリーの立場(超常現象懐疑派)をドゲットが引き継いでいる。これらの展開により、内容の許容範囲が広がった上、ストーリーにめりはりがついたことで200話に及ぶ長期シリーズを作り上げた。
オープニングと本編の間に通常「THE TRUTH IS OUT THERE(真実はそこにある)」とのキャプションが入るが、いくつかのエピソードでは内容にまつわる重大なキーワードに変わることもある。
エピソード
シーズン 1
スカリーはFBIの弱小セクション、Xファイル課に転属を命じられ、そこで優秀ながらスプーキ−(変人)のあだ名を持つモルダーと共にオカルティックな難事件の数々に立ち向かう。妹がUFOにアブダクトされたと信じるモルダーは、事件の究明に挑むうち米国政府の隠された秘密に肉迫する。やがてXファイル課は閉鎖に追い込まれ、二人は別々のセクションに引き離される。
シーズン 2
モルダーにあてがわれた新パートナーとしてクライチェックが初登場。一方ではスカリーがUFOにアブダクトされるという事件がぼっ発する。モルダーの妹サマンサが成長した姿で登場したり、エイリアンによって生み出されたと思われるクローン人間が現れるなどにわかにUFOがらみのストーリーが展開する。最終話はモルダーが瀕死の危機に見舞われたまま終了した。
シーズン 3
かろうじて生還したモルダーは再びスカリーと共に事件に立ち向かう。第二次世界大戦後、米国政府が旧独の化学者を渡米させ極秘の研究に従事させていたことが判明、UFOやエイリアンのからんだ怪事件の影に政府に隠された計画が存在することがわかりかけてくる。また新たにブラックオイルと呼ばれる地球外生命体が登場し、モルダーを危機に陥れる。クライチェックも大活躍。
シーズン 4
米国政府は全国民に種痘の為の予防接種を行い、その際に国民に特殊な細胞を植え込んでデータ管理を行っている…衝撃的な推論を導きだしたスカリー。しかし彼女はアブダクトの際に首の付け根に埋め込まれたチップが原因で、不治の病を発病していた…。事件の核心に近付こうとするモルダーたちに対する妨害は激しさを増し、やがて追いつめれれたモルダーは自殺を遂げた?
シーズン 5
復活を遂げたモルダーはスカリーと共に再び政府の陰謀に迫る。ブラック・オイルに耐性を持つエイリアンの反乱軍が現れ、アブダクトの実態が次第に明らかになりつつあった。また若きFBI捜査官ジェフリー・スペンダー、さらにモルダーの昔に恋人兼パートナー、ダイアナ・フォーリ−と注目の新キャラクターも次々に登場し、物語はさらなる展開を見せることに。
シーズン 6
Xファイル課を追われ閑職に回されたモルダーたちだが、Xファイルへの執着は断ち切れず、様々な難事件に立ち向かっていくことに。ジェフリー・スペンダーの母カサンドラが度重なるアブダクトの結果、エイリアンと人類のハイブリッド第1号の成功例となる。エイリアンの入植が迫り事態は急展開を遂げる。ジェフリーの死を経て、モルダーたちはXファイル課に復帰する。
シーズン 7
シーズン7は2部立ての陰鬱なエピソード「第6の絶滅Part.1/Part.2」で幕を開ける。最後の「レクイエム」は例によって“X−ファイル的展開”で、何もかも未解決のままストーリーが続いていく。このほか数々のエピソードは、以前のシーズンで見られたオリジナリティが薄れているふしもあるが、超常現象を扱った他のホラーSFドラマに負けず劣らず出来がいい。
キャスト
全シーズン共通のキャストは以下3人
フォックス・ウィリアム・モルダー(特別捜査官):デイヴィッド・ドゥカヴニー
1961年10月13日生まれ 身長183cm 住所はバージニア州アレクサンドリア42-2630
オックスフォード大学で心理学を専攻し優秀な成績で卒業。突出したプロファイリングの才能を持つ優秀なFBI捜査官。バッジナンバーはJTT047101111(第2シーズン「幼虫」)。
1973年11月27日、妹のサマンサがエイリアンに誘拐される(第1シーズン「序章」、第2シーズン「リトル・グリーン・マン」ほか)。この一件はモルダーが凶悪犯罪課からX-FILE課に転属したきっかけにもなった(ちなみに、サマンサとは劇中において何度も再会しているように見えるが、それは彼女のクローンである。本当の意味での再会は、第7シーズンで果たされることになる(第7シーズン、「存在と時間」part1,2))。
超一流の捜査官でありながら、超常現象事件を追い続けているため周囲の人間から「変人(スプーキー)」と呼ばれている(第1シーズン「序章」、「スクイーズ」など)。
第7シーズン最終回にUFOにアブダクトされて(第7シーズン「レクイエム」)以降、次シーズンはしばらく不在となり、生還したあともスカリー出産後にはさらに深まる危険から身を守るために姿を隠す(第8シーズン「誕生part2」)。第9シーズンでスクリーンに登場するのは最終回のみである(第9シーズン「真実part1」、「真実part2」)。
普段のファッションは、ジーパンにグレー(第2シーズン「リトル・グリーン・マン」、第4シーズン「ツングースカpart1」ほか)、白(第6シーズン「ミラグロ」、第9シーズン「真実part2」ほか)、紺(第2シーズン「地底」)、黒(第1シーズン「落ちた天使」ほか)の無地のTシャツ(特にグレーが多い)、時に上に革のジャケットを着るという出で立ちである。またOMEGAの時計を着用している(第6シーズン「月曜の朝」、「スイート・ホーム」。複数所持しているか、OMEGAを好んで購入しているようで「月曜の朝」では日にちと曜日表示がある時計が登場するのに対して、「スイート・ホーム」では日にち表示だけの時計を着用している)。
いわゆる「大人の男性」的な魅力が希薄な人物であり、ひたむきなオタク少年がそのまま大きくなったようなキャラクターが彼の魅力になっている。純粋で情に厚い性格だがおっちょこちょい。また、時には感情が高ぶることもあり、机、ゴミ箱等にあたったりもする(第5シーズン「吸血」など)。
軽度の色覚異常(第3シーズン「電波」)であり、そのせいもあってか、劇中ネクタイの色のセンスの無さに関して、ローンガンマンほかから指摘を受けている。
ヒマワリの種が好物で、劇中よく口にしている(第1シーズン「スクイーズ」、第2シーズン「リトル・グリーン・マン」ほか)。また本人いわく寿司も好物とのこと(第2シーズン「宿主」)。
苦手なものは火(第1シーズン「炎」)と昆虫(第3シーズン「害虫」)。好きなスポーツは野球(第6シーズン「アンナチュラル」ほか)、バスケットボール(第6シーズン「ファイト・ザ・フューチャーpart1」、「スイートホーム」)。サマンサが誘拐された時にはバスケットボールチームのレプリカユニフォームを着ていた(第2シーズン「リトル・グリーン・マン」)。またX-FILE課の彼のデスクの後ろの棚にはバスケットボールが置いてある。
PLAYBOYを毎号購入し、アダルトビデオも購入している。時にはストリップを覗くこともある。
アパートの部屋番号は42(第6シーズン「ドリームランドpart2」ほか)。間取りは1LDKと思われる。熱帯魚を飼っており、モルダーが失踪もしくは行方不明の際にはスカリーなどが餌をやりに来ている(第2シーズン「リトル・グリーン・マン」、第8シーズン「サーチ・フォー・モルダーPart1」)。自宅のPCのパスワードは「TRUST NO1」(第2シーズン「リトル・グリーン・マン」)。自宅での睡眠は、8割方がソファーの上である。寝室は、モリス・フレッチャーが掃除、模様替えをするまでほぼ物置同然であった(第6シーズン「ドリームランドpart2」)が、それ以後、モルダーのアパートでは禁止されているウォーターベットが置かれることとなる(しかし、後日破裂(第6シーズン「月曜の朝」))。
大学時代、のちにロンドン警視庁の捜査官を務めることとなるフィービー・グリーンという女性と交際。その後捜査の協力をすることとなる(第1シーズン「炎」)。
X-FILE課のオフィスを見渡す限り、モルダーの変人振りがよく見てとれる。天井には鉛筆が突き刺さっており(第5シーズン「ドール」など)、壁中に超常現象がらみの新聞記事や写真、X-FILE課のシンボルと言ってもよい、UFOの写真をバックに「I WANT TO BELIEVE」(私は信じたい)と印刷された特大ポスターなどが貼ってある。このポスターはスカリーがX-FILE課に赴任してきた当時から貼ってあるもので、X-FILE課が火災に遭った際に焼失してしまう(第5シーズン「ジ・エンド」)が、その後、捜査協力者から同じデザインのポスターを譲り受け、再びオフィスに貼られることとなる(第6シーズン「絶滅種」)。
ダナ・キャサリン・スカリー(特別捜査官):ジリアン・アンダーソン
1964年2月23日生まれ 身長160cm 住所メリーランド州アナポリス3170、53ロード#35
モルダーの相棒。元々はモルダーの監視のためにシンジケートがX-FILE課に送り込んだ(第1シーズン「序章」)。しかし、モルダーの真実を探求する姿勢に共感し、彼を信頼して助けるようになる。
メリーランド州立大学で物理学の学位(卒業論文のタイトルは『アインシュタインの双子のパラドックス』)、スタンフォード大学で医学の博士号を取得。医学部在籍中にFBIに引き抜かれる。医者であり科学者でもあるため、超常現象に否定的だが、科学では説明できない数々の事件を体験し超常現象を肯定するようになる。
カトリック教徒でもある(第2シーズン「昇天Part3」、第5シーズン「クリスマス・キャロル」ほか)ため、時折科学と信仰の間で苦悩することもある。
ウォルター・スキナー(副長官):ミッチ・ピレッジ
モルダーとスカリーの直属の上司。X-FILE課は彼の管理する部署のひとつである。海兵隊出身で、18歳の時ベトナム戦争に従軍。戦闘中負傷し、臨死体験をする(第2シーズン「昇天Part3」)。基本的には超常現象否定派ではあるが、二人と衝突しながらもX-FILE課を理解し、時には命をかけて協力することもある。妻とは離婚しており、その後は一人暮らし(第3シーズン『化身』、第4シーズン「ツングースカPart1」、第4シーズン「ゼロ・サム」)。第6シーズンからはある事件をきっかけにクライチェックに命を握られることとなる(第6シーズン「S.R819」)。終盤、自身の目の前でモルダーがアブダクトされたことで超常現象肯定派へと変わり、スカリー達をバックアップする。かつてはシンジケートと近い存在であり、オフィスにCSマンが訪れたり連絡先を控えていた。またスカリーの命を救うために、CSマンに協力し隠蔽工作を行ったことがある(シーズン4「ゼロ・サム」)。